◆今回の解説
遺伝子組換え食品は危険!というのは本当か?専門家による最新見解
◆解説概要
「遺伝子組み換え」は危険だ、という声を耳にした人は多いと思います。 以前はスーパーなどで「遺伝子組み換え大豆不使用」などの表示を目にしていましたが、 2023年4月の法律改正により、この表示が加工食品には出来なくなりました。 そのせいか、いつの間にか私たちの生活の中で「遺伝子組み換え」というキーワードが 忘れられているかもしれません。 ところがアメリカから輸入する大豆などのおよそ9割が遺伝子組み換え食品だといいます。 「遺伝子を操作する」なんて恐ろしい、と考える人は多いようですが、 遺伝子組み換え技術は40年も前に誕生した技術であり、 既に日本は世界最大級の遺伝子組み換え作物の輸入大国になっています。 増え続ける世界人口による飢餓から人類を救うために開発された「遺伝子組み換え技術」。 知っているようで知らないこの技術のすべてを専門家の観点でお伺いします。
◆解説者
・京都産業大学 生命科学部 寺地徹 教授 (植物分子遺伝学、植物オルガネラゲノミクス)
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