澤田 真優(ディレクター)1996年 兵庫県生まれ
ディレクターとは、まだまだよくわからない職業です。ですが、いろんな人の人生の1部を切り取らせていただいていることを忘れてはいけない仕事だと感じます。相手の思いをきちんと伝えるという信念を持ちながら取材し、時には俯瞰で物事を見て考え、自分が面白いと思ったことを貫く。何度取材をしても慣れることはなく、常に新鮮で毎回ドキドキしながらできる仕事はそうないと思います。
佐藤 真衣(ディレクター)1984年 兵庫生まれ
ディレクターは直感力が大切だと思います。編集やナレーション原稿で迷った時には、取材時に自分が感じた第一印象を思い出してみることにしています。そこに立ち戻るといろんなことが見えてきます。取材の時だけでなく、日常においても自分の直感力を磨きたいと思っています。
根本 裕太(ディレクター) 1983年 群馬生まれ
ディレクターは自分の信念を貫く仕事です。なぜなら番組作りに「正解」はないからです。自分の「伝えたい事」をしっかり持って、それを伝える為に最善を尽くす。時には周りの意見を抑え込んででも「自分のやりたい事をやる」という強い意志が、ディレクターには必要不可欠だと思います。
川口 範晃(ディレクター) 1981年 大阪生まれ
ディレクターにとって大事なこと、それは、とにかくまず「動く」こと。面白そうなところがあれば、足を動かし行ってみる。面白そうな人がいれば、口を動かし話を聞いてみる。そうした取材の中で「これだ!」と感じて心が動く。そしてその瞬間をどれだけ人に伝えられるか?・・・頭を動かし、知恵をしぼる。
眞舘 祐輔(ディレクター) 1980年 大阪生まれ
ディレクターに大切なのは、人から話を引き出すこと。 そのためには取材相手に対する「謙虚さ」が必要となります。 単純な謙虚さではなく、根底には相手から話を引き出すという強い「信念」が伴います。 カメラの前で魅力的で美しい言葉を聞けた時にこの仕事の喜びを感じます。
【主な演出実績】
正垣晶博(ディレクター)1978年 京都生まれ
自分が最も気を付けていることは「傷つけない事」。見せ方など細かなテクニックは二の次で、まずはタレントや一般の人に関わらず、その人の人生の一部を切り取り見せているという事を忘れないよう常に心掛ける事がテレビマンには必要だと思います。
中村マゼラン太郎(名誉ディレクター)1977年 ブラジル生まれ
この仕事は時流に呑まれ、大勢に流されがちですが、いつも心のどこかに、「流れに逆らってでも石をぶつけてやろう!」という気持ちを持ち続けたいと思っています。
嶋田 智(ディレクター) 1976年 和歌山生まれ
テレビのディレクターは、幅広い知識が求められますが、その分浅くなりがちです。日々の業務に追われ、なかなか出来ることではありませんが、取材対象に対して「深くじっくり」と向かい合う意識を常に持つことが大切だと思います。
山上 滋(ディレクター) 1972年 兵庫生まれ
「ディレクター」を極めると、「人間」を極めることができるのではないか、と思ったことがあるほど、ディレクターには様々な能力が求められます。経験を積んでいけば、それなりに仕事はこなせるようになりますが、一番大切にしたいのは、何事にも「謙虚な姿勢」で取り組むことだと思っています。
竹田 晋也(ディレクター) 1969年 静岡生まれ
この仕事で一番大事なのは、体力です。どんなに優れた技量を持っていても、体力がない人は、たぶんダメです。逆に、体力だけあれば、どんな人でも、何とかなってしまいます。おかしな仕事です。
平川 和宏(ディレクター) 1965年 福岡生まれ
TVディレクターの仕事は家を建てる仕事に似ています。どんな家を建てようか、設計図を練りその材料を集めます。それが企画であり、取材です。編集は共同作業。チームを組んで指揮をとり、一軒の家、ひとつの番組へと仕上げていきます。大切なのは好奇心。そして愛情です。技術は二の次。映画、本、仕事、番組、人、動物・・・・さまざまな愛情を持って、今日も番組に挑みます。今度はどんな番組を作ろうか。夢が膨らむ仕事です。
九鬼俊二(ディレクター) 1961年 和歌山生まれ
ディレクターには、「気配り」と「雰囲気づくり」が大事だと思います。 ゲストやリポーターなどの出演者にはもちろん、カメラや音声などのスタッフ全てに、 さらにはカメラが撮っている画の中に、余計なものが映っていないか、ゴミは落ちていないかなど、全てにおいての気配りが大事です。また、出演者、スタッフに楽しく仕事をしてもらうための雰囲気づくり。 良い雰囲気を作れると、出演者の思わぬコメントやリアクションがでたり、良い画、良い照明など予想以上にうまくいくことがあります。 これらは日常生活にも役立つかもしれませんね!